NSCA-CPTは、大学や専門学校でも、カリキュラムに組み込まれていることが多いので、この資格の取得者は累計では1万人以上はいると見られます。認知されている資格だからこそ、資格取得者が多いのですが、では一体、その中でどうしたら生き抜いていけるのか!?を考えていくことは大変重要です。
NSCA-CPT資格を取得し、知識を付けることの次に大切なことは、<技術>ということです。
スポーツトレーナー、パーソナルトレーナーとしてのトレーニング技術は、トレーナーは身に付けやすいと思いますが、目的が競技で勝つことなのか、趣味のスポーツをもっと楽しく末長く続けたいためか、単純に痩せたい!ためか、絞めるところは絞めて出るところは出したいのか、持病、万病のケアで日常を少しでも楽に過ごしたいためなのか、千差満別なお客様の要望に確実に答えて行かねばならないプロとしての役目があるわけです。
そこで大きく力になるのが、身体の究極の筋肉や骨まで手技でケアできる整体、カイロの知識と技術です。
また上記に加えて、メディカルアロマ、スポーツアロマ、今、重要視されているアロマ、スポーツマッサージに通じるリフレクソロジーの技術と言えるでしょう。
整体、カイロの技術を確かなものとするための知識として、解剖学・生理学・臨床学・東洋経絡論・診断学・公衆衛生学・反射学等が必要です。
オリンピック選手のトレーナーに、医者や治療家が選ばれるのも、スポーツとともに身体の究極を把握しているプロだからと言えるでしょう。
身体全体を把握してケアできる整体・カイロ・リフレクソロジーの知識と技術と、スポーツ・フィットネスの専門分野を把握して指導できるパーソナルトレーナーの知識と技術の両方をマスターして資格も取得すれば、どちらか片方のパーソナルトレーナーより実力がついて、お客様にお選びいただける確率は高いでしょう。また、自分自身の自信にも繋がると思います。
例えば、60分の契約の中で、毎回毎回トレーニングをさせるよりは、今回は30分は整体でほぐす、またはケアしましょう、とメニューの幅も広がりますし、お客様も両方を一人のトレーナーでケアして貰えるとなると更に契約更新をということの確率も高くなるではないでしょうか。
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