パーソナルトレーナーとは?
パーソナルトレーナーとは?
スポーツトレーナーやフィットネストレーナーなど、様々な言い方はありますが、特に「パーソナルトレーナー」は、文字通り、パーソナル、つまり相手・個人に対して様々な要望を叶えられるように、その人の体質、生活習慣、骨格、家庭、職場環境、性格等を鑑みて、ベストなトレーニング、食事、メンタル指導等を企画提案できる、トレーナーのスペシャリストのことを言います。(もちろん個人だけでなく、グループやチーム等の複数人指導もできます。)
パーソナルトレーナーのお客様は、仕事や趣味の運動や日々の行動を改善したい、向上したい、あるいは病傷後の回復、あるいは痩身や部分引き締め等を目的にする人のみならず、近年は小、中学生のダンスパフォーマンス、バク転のための指導も増えており、学校や地域でのリトルリーグ所属の子供のために、お父さんやお母さんが、プロの知識と技術を教えて欲しい!という時代を反映した事例も増えています。
これらのお客様の需要でも分かるように、大勢をケアできるのはもちろんのこと、個人に深く確実に、目的の結果を出してあげられるのがパーソナルトレーナーであるとも言えます。
パーソナルトレーナーになるには?
国家資格ではありませんので、自称<パーソナルトレーナー>でも活動はできてしまうのが実情です。
しかし、そのようなモグリ的な意識と実力では直ぐに化けの皮は剥がれますし、第一お金を支払われるお客様に対して失礼なスタートと言えます。
では、どうしたらお客様も自分も納得がいくパーソナルトレーナーになれるかと言いますと、まずスポーツ大国、本国のアメリカのトレーナー資格、また国際資格を取得することが第一歩でしょう。
※NSCAパーソナルトレーナーは世界で最も有名な資格といっても過言ではありません。
パーソナルトレーナーの資格(NSCA-CPT)とは?
日本でのNSCA-CPTのルーツ
日本に最も早くに導入されてのがNSCAのパーソナルトレーナーです。かの森永事業部が日本に導入して、NPO法人では天皇家も据えて、日本の遅れているスポーツトレーナー業界に貢献してきたルーツがあるのです。この資格を学び、取得するのが実力ある>パーソナルトレーナー<になる近道と言えるでしょう。
しかし、NSCA-CPT 資格を取得するのは思うほど簡単ではありません。膨大なテキストの内容、専門的な内容を独学で1回合格するのは大変かと思われますので、そのフォローが必要と思われるのです。
NSCA-CPT資格取得のメリット
NSCA-CPTは、パーソナルトレーナーにおいては国際的で、国内でも大変認知された資格です。
資格取得時から記載でき、スポーツジム、フィットネス施設への就職のための履歴書、フリー契約時の名刺やチラシのプロフィール欄に<NSCAーCPT(パーソナルトレーナー)>があると無しとでは、採用側やお客様の心象が大きく違うでしょう。
今では、NSCA-CPTの資格としての地位は確立されており、最低でもこの資格と内容は身につけておく方がいいでしょう。
パーソナルトレーナーの求人と年収
パーソナルトレーナーの求人事情
求人情報誌や、各スポーツ施設のサイト等で常時募集されている状況を見ると、仕事は豊富と言えるでしょう。正社員か業務委託か、未経験か3年以下以上かなど。
もちろん、そこで採用になるかどうかは、資格取得の内容やキャリア等はもちろんのこと、貴方自身の人となりで決まります。特にパーソナルトレーナーは、対応力、人間力、営業力も求められます。フリー契約の場合は、特に人間力、対応力が重要です。
独立で大切なこと
パーソナルトレーナーとして独立していくのであれば、待つのではなくどんどん仕事を開拓していただきたいと思います。母校や地域の知り合いから、お住まいの公民館等を借りてワークショップを実施する等、マンションの一室でも、出張のみでもお仕事に繋げられます。
パーソナルトレーナーの料金相場一般的に1時間のセッションで10,000円~15,000円位ですが、価格設定は自由です。スポーツ施設やフィットネスジムで勤務しながら、パーソナルトレーナーとしてお客様と直接フリー契約と、2本立てというやり方もあります。
※社員や業務委託の場合は会社との契約でセッションの報酬が変わります。
パーソナルトレーナーのやりがい、醍醐味
お客様の状況を鑑みて、学んだ知識や技術をフル活用し、メニューを自分がアレンジして指導します。その指導を通して、お客様が効果を実感し、喜ばれる醍醐味は格別かと思います。また、顧客が増えれば、それだけ報酬も増えるということは自分の実力があがったということですから、楽しみでもあるでしょう。実力世界ですが、一人一人が個人事業主のような面白さもあります。
はじめは、何処かのスポーツ関連施設に勤めて、キャリアと実力がついたらパーソナルトレーナーとしてフリーのみで契約していくことでも良いですし、ずっと2本立てでも良い。やりながら柔軟なキャリア設計ができるのも、資格取得者の強みでしょう。
パーソナルトレーナーとして成長するうえで大切なこと
パーソナルトレーナーを仕事としていくために
NSCA-CPTは、大学や専門学校でも、カリキュラムに組み込まれていることが多いので、この資格の取得者は累計では全世界で延べ58,000名以上です。(2024年4月現在)認知されている資格だからこそ、資格取得者が多いのですが、では一体、その中でどうしたら生き抜いていけるのか!?を考えていくことは大変重要です。
NSCA-CPT資格を取得し、知識を付けることの次に大切なことは、<指導力>ということです。
スポーツトレーナー、パーソナルトレーナーとしてのトレーニング指導は、トレーナーは身に付けやすいと思いますが、クライアントの目的が競技で勝つことなのか、趣味のスポーツをもっと楽しく末長く続けたいためか、単純に痩せたい!ためか、絞めるところは絞めて出るところは出したいのか、持病、万病のケアで日常を少しでも楽に過ごしたいためなのか、千差満別なお客様の要望に確実に答えて行かねばならないプロとしての役目があるわけです。
整体等、身体の究極を把握したプロになる
そこで大きく力になるのが、身体の究極の筋肉や骨まで手技でケアできる整体の知識と技術です。
また加えてアロマやリフレクソロジー、ストレッチ等の知識と技術です。
※リフレクソロジーの技術は、リンパマッサージなのでいわゆるスポーツマッサージにもなります。
整体等の技術を確かなものとするための知識として、解剖学・生理学・臨床学・東洋経絡論・整形外科学・反射学等が必要です。
オリンピック選手のトレーナーに、医者や治療家が選ばれるのも、スポーツとともに身体の究極を把握しているプロだからと言えるでしょう。
整体等の知識と技術を習得することでパーソナルトレーナーとしての活躍の幅が広がる
身体全体を把握してケアできる整体・リフレクソロジー等の知識と技術と、スポーツ・フィットネスの専門分野を把握して指導できるパーソナルトレーナーの知識と技術の両方をマスターして資格も取得すれば、どちらか片方のパーソナルトレーナーより実力がついて、お客様にお選びいただける確率は高いでしょう。また、自分自身の自信にも繋がると思います。
例えば、60分のセッションの中で、毎回毎回トレーニングをさせるよりは、「今回は30分は整体でほぐす、またはケアしましょう」と提案できる方がメニューの幅も広がりますし、延長も可能です。お客様も両方を一人のトレーナーでケアして貰えるとなると更に契約更新をということの確率も高くなるではないでしょうか。
真の実力を持ったパーソナルトレーナーになるためには?
実力がつく、リフレッシュのパーソナルトレーナー養成コース
リフレッシュ・リラクゼーションスクールでは、パーソナルトレーナーの国際資格であるNSCA-CPT資格取得および上述した真の実力を持つパーソナルトレーナーを養成するためのコースを提供しております。
コースの特長はコース紹介ページをご覧ください。